ブリジストン関連会社社員が社長室で自決

■昨晩テレ朝系『ザ・スクープ』でブリジストン関連会社社員がリストラに反対して社長室で自決した例の事件の特集をやっていた。この件では先月、1970年生まれの読者の方から「捨てられた女が自分を弄んだ男の部屋で当てつけがましく自殺して見せるのと同じ」というメールを頂いていた。詳細を知らなかったので判断しかねたが、昨夜の番組を見てその通りだと思った。
この人、高卒で本社課長まで登りつめた出世頭で、終電時刻をにらみながら仕事に打ち込んだ熱血社員。遺書には死んでもなおブリジストンを愛しつづける!と書いてあったという。遺族を省みず会社を溺愛した倫理観は倒錯している。僕は自殺者にはつねに同情的だが、この自殺は(キリスト教じゃないけれど)立派な罪だと断言できる。7か月前から自決の計画を立てていたというが、身勝手・思いこみ・自己中心的もはなはだしい。こんな価値観の上に日本企業の家族的体質が成り立っていたのだとしたら、企業もオウムも大差ない。