名鉄駅ビル開発の読み違え

■駅前に3階建てのビルができた。1階はスーパー、パン屋、マクドナルド、百円ショップ。2階は本屋、くすり屋、各科のお医者さん、そば屋。3階は劇場になっている。明らかに子連れの主婦をターゲットにしたテナントだが、名古屋郊外の家族はほとんどが駅から1km以上の距離に住んでいて、家庭の主婦でも買い物は車、広い駐車場のあるパワーセンターに出かけるのがふつうだ。
つまり名古屋郊外の主婦は駅前のビルを使わない。駅前のビルを使うのは日常生活で電車に乗る必要のある人々、学生や帰宅途中のサラリーマンだけだ。つまりこの新しい駅ビル、完全に名古屋人の生活スタイルを読み違っている。
開店日は大賑わいだったが、一週間たった今、買い物の主婦で混雑するはずの平日の夕方でさえ、ビルの中には数えるほどしか主婦の姿がない。目立つのはマクドナルドにたむろしている高校生の集団と、僕のような独身サラリーマン、そして駅の近くに住んでいると思われるお年寄り。名古屋人の商売センスのなさには、ただただ脱帽だ(僕にひとこと相談してくれればよかったのにねぇ)。