仕様書なしで仕事をするSE

■仕様書なしで仕事をすることを誇りにしているSEがいて、どうやら関連会社の伝統らしい。その会社からもどってきたSEたちは口をそろえて「方向性がOKなら、細かいことはどうでもいい」と語る。マネージャならそれでもいいが、実務担当者のセリフとしては言いわけにしか聞こえない。
自分を楽譜なしでピアノが弾ける天才だと思っているなら仕方ないが、僕はそこまでの天才ではないし、自分の記憶力の限界も知っているので、仕様書を書かないとシステム開発ができない。仕様書なしでは細かいことでいちいちミーティングのくりかえし。逆に仕様書があればたいていの問題はメールで解決する。おたがいに基準となるドキュメントを手元に持っているからだ。「あうんの呼吸」に頼る仕事の仕方は自分がよくても周りはいい迷惑だ。