中央銀行による赤字国債引きうけ

■おおっ。野中官房長官は日銀の国債引受けに積極的らしいぞ。ってことで部屋にあった日本経済新聞社『ゼミナール経済学入門』をめくると、339ページ「財政政策と金融政策との関連」に中央銀行による赤字国債引受けについてちゃんと書かれているじゃないですか。
でもよく分からないのが、中央銀行が公開市場で債権や手形を買い取る「買いオペ」と、国債引受けの違い。テレビ東京のワールド・ビジネス・サテライトのコメンテーターは、赤字国債引受けの前に、「買いオペ」などまだやるべきことがたくさんあると言っていた。でも今問題なのは積極的な財政出動で赤字国債をじゃんじゃん発行したせいで長期金利が上がって、それが投資支出をおさえこんでいること。赤字国債のせいで上がった利子率は、「買いオペ」で下げられるものなの?市中に赤字国債がダブついていても、その他の債権や手形を日銀が買い取れば、ちゃんと利子率は下がってくれるの?誰か教えてちょうだい。
もし下がらないなら、やっぱり日銀が赤字国債を引受けるのもアリなんじゃない。やっぱりクルーグマン教授の言うように、世間のエコノミストは「インフレは絶対悪」と思ってるのかな。同書352ページ「政策効果のIS・LM分析」には、政府支出が赤字国債の市中消化のみでまかなわれるのにくらべて、中央銀行引受けの場合は、利子率を上げずに完全雇用国民所得を実現できると書いてある。それに投資を左右するのは、今現在の利子率というより、将来利子率が下がるか上がるかの「期待」じゃないの?「しばらく金利は上がりつづけるぞ」という「期待」がなければ、一時的に金利を引き下げても投資につながらないんじゃないの?...ううっ、わからん。まだまだ経済学の勉強が必要だぁ。