アメリカで黒人初のコメディアンとWYSIWYG

■アメリカで黒人として初めて成功したコメディアン、フィリップ・ウィルソンが七十何歳で亡くなったらしい。CNNで見るまで名前さえ知らなかったんだけど、実はパソコンと深い関係がある。マイクロソフトのWindowsが登場したばかりころ、WYSIWYG(ウィジウィグ)ということがよく言われた。What you see is what you getの略で、画面で見たままの操作ができるというメリットを表現した言葉だ。で、この What you see is what you get というフレーズを、かなり昔アメリカで大流行させたのがこのフィリップ・ウィルソンらしいのだ。エディー・マーフィーの大先輩は、意外なところでパソコン業界にも貢献している。
■今日、ウディ・アレンの『地球は女で回っている』を観に行ったら、初日ということでグリコの「赤ワイン仕立てポッキー」をタダで配っていた。赤ワインに含まれるポリフェノールが体にいいとか。そういえば村上龍がワイン人気に見事に便乗した小説集を出版した。読む気はしないけど、商業主義の手なずけ方がうますぎる。柳美里が今ごろ『ゴールドラッシュ』を出版したのとは大きな違い(僕は決して柳美里がダメだと言っているのではありませんよ、念のため)。神戸の事件で被害者になった淳君のノンフィクションと、柳美里の『ゴールドラッシュ』、どちらがより多くの読者に受け入れられるのだろうか?