■ジョン・カサヴェテス『オープニング・ナイト』1978年アメリカ。主演のジーナ・ローランズが圧巻。『チャイニーズ・ブッキー...』同様、バックステージとステージの2重の世界を劇中劇として描く。役に没入しようとする主演女優が、自らの強迫観念から「現実」を作り出すが、その「現実」を抹殺したとき、初めて舞台という虚構を演じることができる。カメラのアングルや、色彩、カサヴェテスにしか撮れない映画。言葉もありません。ちなみに、ピーター・フォークが2個所だけ顔を出してます。見つけてみましょう。
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