巖浩『息子の告発』

■巖浩監督『息子の告発』1995年香港。95年東京国際映画祭でグランプリ・最優秀監督賞をダブル受賞。香港といっても舞台は中国本土。母親が10年前父親を毒殺した事件を24歳の息子が告発したという実話がベース。演出は簡潔なエピソードの積み重ねで、カットバックのリズムも巧み。全編にわたって「湯気」「蒸気」「吐息」の表現が秀逸で印象的(豆腐を作る厨房の湯気、死刑を目前に、母と最後の面会をする息子が言葉とともに吐き出す白い息など)。この監督、最近、吉本ばななの『kitchen キッチン』を日本と合作している。ちょっと観てみたい気がした。
■昨日、アジア映画劇場で申相玉監督『離れの客とお母さん』(1961年韓国)を録画してたのに途中でテープがなくなったぁ!大好きなチェ・ウニも出てたのにぃ~。残念。どなたか録画してらっしゃったら、メールくださいませんか?この映画、当時、韓国外の映画祭でも上映され、韓国映画国際化の嚆矢となった重要な名作。録画できた40分だけでガマンするしかないのかぁ~!